初日第三試合の大阪桐蔭VS花巻東は1回戦屈指の好カード。ともに190cmを超えるエースピッチャーを擁するチームとして、戦前から前評判が高かった。

後半に花巻東の大谷君を捕らえた大阪桐蔭が9-2で勝利した。

「スタミナ不足」「投げ込み不足」

翌日にはそんなコメント、記事が多く掲載された。

本当にそうだろうか?

いつも高校野球では「熱投1〇〇球?2〇〇球?」エースピッチャーが多くの球数を投げた事を、勝ったにせよ、負けたにせよ、称賛されている。そうやって、その後おかしくなったピッチャーがどれだけ多いのかは報じられない。

身体がまだまだ出来ていない、まして、190cmを超える17歳が、170球も投げてスタミナって?

プロ野球でも先発ピッチャーは中5~6日。投げるのもだいたい100球前後で交代する。メジャーではシーズン序盤はもっと少ない球数で交代している。

日本が2連覇して大騒ぎしたWBC。プロの投手に球数制限があったのはなぜか?確固とした理由があるからだろう。

いまだにその理由が投げ込み不足と片付けられる報道に違和感を感じずにはいられない。

高校生は、16~18歳の「成長過程」ということを、もっと全体で考えなければならないのではないか?

2月1日のキャンプ初日から「投げ込み」を、良かれと取り上げる業界だから根は深いですが・・・。

「根性論」で、選手の「未来」を潰さないようになることを願います。