2013-07-11
今年の4月から鈴木一平さんが手掛けたアイピーセレクトをプロスペクトが販売させてもらうことになりました。
10年来のお付き合いですが、一緒にいる機会が以前よりも増えました。
この、アイピーセレクトに賭ける思い、愛情には並々ならぬ凄いものを感じます。
鈴木さんはグラブを説明する時に、そのグラブを「こいつ」と言います。普通に聞いたらあまり良い表現ではありません。しかし、それが不自然じゃないいんですね。なぜか?まるで子供のような眼差しで、扱いをするからです。
ある店に行きました。「ここのグラブはいい顔してますね。生き生きしてます。」
ある大きな店に行きました。「ここには正直置きたくないですね。グラブが可哀想です。」
愛着をもって、お客さんのために売ろうとしているのか?
ただ単に、売れればよいのか?その違いを感じるのかと思います。
まるでグラブを自分の身内のように表現します。
冗談で、「アイピーは娘で、まるで嫁に出すオヤジみたいですね~。」って、言ったら、「そんな感じですね~。」と、マトモに帰ってきました。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、アイピーセレクトは色々と経緯があって、今に行き着いています。若くして大事に大事に育てた長女?とは、この春、思い切って離縁しました。
そんな思いのこもったアイピーセレクトを、思いのある人に届ける、そして、愛情を持って使ってもらう。そんな一助になれるよう努めたいと思います!