2014-05-17
昨日はマイナーリーグ”、2Aの試合を観に行きました。NYから、地下鉄、電車、路線バス?を乗り継いで、ニュージャージー州トレントンというところです。(ナビゲーターがいるもので。)
20~25歳くらいの次世代を担う年齢層がプレーする場です。
何より目を見張ったのが、「真っ向勝負の姿勢」です。ピッチャーのファーストストライクはほぼストレート(実際はストレートが微妙に変化するのですが)、バッターはファーストストライクを強振します。とんでもないボール球にもなりますし、とんでもない空振りもします。
未来をみて選手を育てよう。失敗をどんどん経験させて、それを次に生かそう。 ベンチで結果をみて、叱責する場は皆無です。 こうしてスーパースターが生まれるんだな~。すごい球を投げるピッチャー。すごいホームランを打つバッター。タフな選手。 観ていて楽しかったですね。
育成に関するアプローチの差を感じずにはいられませんでした、この差はむしろ開くばかりだと感じます。
子どもが、 ごくごく普通に完投するのはどうなのか?
中学1年生から変化球をかわして投げるのはどうなのか?
コツコツ当てにいく、送りバント、スクイズばかりするのはどうなのか?
あれこれ指示し、目先の結果で叱責するのはどうなのか?
1年目からすぐに新人選手を起用する日本のプロ野球は?
エースと呼ばれる選手が中々育っていない日本のプロ野球は?
長距離打者はほとんど外国人に頼っている日本のプロ野球は?
何かの手を打たなければならないのではないでしょうか?