2010-11-23
11月21日(日)岡山城東高校にて、宇城憲治先生の実践塾が行われました。
今回は高校野球の指導者、それに各学校の生徒が100名ほど集まりました。
遠くは愛知県から中学生が2名参加。保護者の方が、宇城先生の「道塾」に参加されている方で、是非野球をしている子供に体感させてやりたい、と、遠路はるばるお越しになられました。
正しい姿勢で礼を行えば、こんな体感が出来る。先生が指示する1つの型で走れば、走りやすくなる、疲れが出にくくなる。
先生の合図で「気」を流していただくと、重さが変わる、変化する。女の子が男性数名で列を作っているのを、押すことが出来る。
言葉で言い表すことが中々出来ない「こと」が、目の前で行われていきます。
宇城先生からいただく言葉です。
「これらは自分が出来ることを、みなさんにも体感してもらっている。
すなわち、みなさんにも、出来る力があるということです。
それを体感して欲しい。」
「私は目の前の勝った、負けた、でここまで来ているのではありません。日本は深刻な就職難。これからは大変な時代が目前に迫っている。君達の生きる力を、野球を通じて培ってほしい。そのお役にに少しでも立ちたいので、ここに今自分はいます。」
宇城先生と知り合わせていただいてから約8年。
常に、色々なことを勉強させてもらいました。
つい最近の新聞にはこんな記事が。
「新卒大学生の就職率の低下は著しい。」
「いくつかの大手企業は、他のアジア諸国からの学生を積極的に採用している。それらの担当者は一様に、
海外の学生の方が、日本の学生よりも、より意欲的で、向上心が強い。と述べている。」
これ、もう数年前に宇城先生から教えて頂いていた話です。しかもこのニュースを流す企業はないし、マスコミも敢えて公表しない。でも、着々とそんな風潮になっている。まさに、そんな現実が実はもう目の前に来ているのではないかと。。。
そんな時代にこれから生きていく学生に、彼らが志した野球を通じて、「生きる力」「生き抜く力」を養ってもらう。
そんな視点で、大人が、指導者が、保護者が、彼らと接することが出来れば、まだまだ見捨てたもんじゃない人材が、どんどん開発されるんじゃないかと感じました。
そんな感じで物事を考えることが出来れば、今の勝った、負けた、甲子園に出るか?出ないか?なんて、
本当ちっちゃなことに思えますよね?
そんな考えで育った人達が、日本を引っ張ってくれたら楽しいですよね。。。(法務大臣になってもらいましょう!)
宇城先生、いつもいつも本当にありがとうございます!!!