2011-05-11
5月です。
アマチュアは1年生、プロは新人、言い方は異なりますが、新たな組織で張り切っています。
高校野球の現場でも、新1年生の会話が多くなります。
「試合で投げさせたら、いきなり135km出たよ!」
「〇〇高校との試合では完封したよ!」
「いきなり左中間に放り込んだよ!」
勝ちたい。刺激が欲しい。ついつい、なんでしょうか?
今まで1,2年間苦労をしてきた選手はどう思うんだろうか?
あくまで実力主義と言えば、それまでかも知れない。ただし、そうして使われる1年生が順調に成長していない例を多く見る。
「あいつ、1年の時は凄かったのにな~。」
「あの選手、1年秋がピークだったな~。」
「あのピッチャー、もう120km位しかスピード出ないらしいよ。」
「あの騒がれてた子、肘を手術したらしいよ。」
こんな会話、聞いたことないですか?
今年の齋藤佑樹(日ハム)、大石達也(西武)、昨年の菊池雄星(西武)、二神一人(阪神)、みんな揃ってケガしてるじゃないですか?彼らはこれから日本の球界を背負っていく宝です。大切に育成する責務があると思うのですが。これって偶然ではないはずです。
昨年、高校野球で大活躍した興南高校の島袋投手も早速毎日投げてる。中央大学には投手がたくさん入っているはずだけど・・・。
なぜ?
どうしたらいいんだ?
そろそろ気付かないといけない。。。