2012-02-17
春季キャンプに4日間うかがいました。
新監督で注目度が高い球団。マスコミも物珍しそうで賑やかでした。若手選手を身振り手振りで指導する新スタッフ。
「雰囲気が明るくなった」と、言われているそうです。
そうだろうか?
何か、パフォーマンスに熱心で、落ち着きがないように感じられました。キャンプは長いシーズンを戦う、戦い抜くための準備期間、調整期間。投げ込み、打ち込み、特守ってそんなに必要なのだろうか?「しかも」強制的に。
ある有望若手選手には次から次へと指導する側が近寄り、あれや、これやとアドバイス。構い過ぎではないか?本人はそれを欲しているようには、どう見ても見えなかったですが。
落ち着いた雰囲気で、凛とした空気が流れ、選手が集中してそれぞれの課題をこなす。数年前キャンプを訪問した、メジャーの球団ではそんな空間でした。ぎゃ~ぎゃ~誰も言っていない。
指導って、もっと、もっと、考えるべきではないだろうか?社会の流れ、世の中の流れに対して、日本の野球は止まっている、と言うことは、後退しているように感じずにはいられませんでした。
見ているだけで、引き込まれるような選手が育たないことには「魅力」はない。
私的に感じたコメントです。