2013-01-18
初登場ではないですが、私どもの仲間である阪長友仁君が、昨年末に現在の赴任地であるグアテマラから一時帰国しておりました。
一念発起、タイ-スリランカ-ガーナ-コロンビアと後進国へ野球の指導を経験し、今はグアテマラ。
帰国すると、色々な人から誘われ多忙のところ、半ば強引な私の勧誘に遭ってしまうのがここ数年の通例となっています。
世界から見た日本、離れて感じる日本、を、ついつい日常の環境に浸かっている自分にとって、刺激の多いコメントを提供してくれます。
そして、束の間の帰国から帰国の途へ。(どちらが帰国なのかわからないので。)
置き土産にこんなコメントをしてくれました。
『今回も約1年ぶりに日本へ一時帰国し、三週間の間にたくさんの知人友人と過ごさせていただきました。
また、街中ですれ違う人々、流れる空気から今の日本の現状を垣間見れたような気がします。よく海外にいると日本を客観的に見ることができるといいますが、もしかしたら本当なのかもしれませんね。
自分自身も含めてですが、今の日本の空気は浮ついているという状況を少し過ぎていて、間も無く音を立てて崩れていくのではないかという危機感さえ感じました。
少し悲観的な見方かもしれませんが、本物がどんどん姿を消していっている。本当に大事なものや必要なものは何かということすら気づけなくなってきているような気がします。もしかしたら、開発途上国と言われるグアテマラの方が地に足がついているのかもしれませんね。
ただ、そんな日本でも強く生きている人々にもお会いしたり、お話することができました。こういった方々に共通するのは目に見えたり数字で判断できる、いわゆる一般的価値基準にとらわれていない方々のような気がします。
安定に偏りすぎて不安定になる社会、安全を求めすぎて危険になる世の中、私自身もそんな社会の中で逞しく生きていける人間になれるよう、あと一年グアテマラでたくさんのことを学び、成長したいと今回の一時帰国で気持ちを新たにすることができました。
何が起こるかわからない世の中ですが、きっとまた元気な姿でお会いできることを楽しみにしています。ありがとうございました。』
昨年ニューヨークでの現地集合、現地解散の画像です。
今年も現地集合をどこでしようかな?