• ONYONE BASEBALL GEAR
    • Ip Select
    • Atraer Gate
    • グラブオーダー
    • COMANDO
    • フレーチャー
    • 国際事業部
    • 会社情報
    • お知らせ / 採用情報
    • お問い合わせ
    • Instagram

News(お知らせ一覧)

2014-06-12

昨日から鹿児島の学校で、アイピーセレクトの商品紹介をさせてもらっています。

トータルプロデューサー鈴木一平氏が、アイピーグラブの特徴を「実演」を交えながら話します。

「こうやって捕ってみてくれる?」「じゃあこんな感じで投げてみて!」

「お~」「あ~」選手が違いを感じだします。

じゃあこのグラブでやってみて?!アイピーのグラブを差し出します。

「あ!」「え!」「すげ!」

君のグラブちょっと貸してみて!鈴木氏が手を加えます。

「お~!」「わ~!」

この時の彼らの表情がたまりません。驚きとともに、満面の笑顔になるんですね。

そして、何かを試しているように、嬉しそうに、楽しそうにキャッチボールを始めます。あっちこっちで。

彼らの嬉しそうな表情が「至福」の時です。病みつきになりそうです。

手間暇は掛かりますが、良さを伝える、直に伝える。これもアイピーの特徴の一つとして、これからも継続していきたいと思っています。

全国どこかでご依頼をいただきましたら。。。

 

しかし、、、高校の野球部はどこも表情が堅いな~。好きな野球なのに、楽しそうじゃない。「鍛錬」って感じ?苦しまないといけないみたいに。。。

DSC_0855 DSC_0863 DSC_0868 DSC_0872

2014-05-26

人口1,000万人弱、旧スペイン領から独立し、発展途上国、小国でありながらメジャーリーガーを多数輩出している国、ドミニカ共和国。

サミー・ソーサ、ペドロ・マルチネス、マニー・ラミレス、アルバート・プホルス、ロビンソン・カノーと、メジャーを代表する「スーパースター」が次々と出ています。そこには、メジャー30球団のアカデミーが存在し、メジャーリーガーを目指す、16~20歳位の有望選手を「育成」する機関が存在します。

 人口は約10分の1以下で、メジャーリーガーは日本の10倍。ちょうど、日本の高校野球に当たる年代にアカデミーがある国で、どんなことが行われているのか?育成の違いは?

昨年に引き続き行くことが出来た機会でまた色々な出会い、話を聞くことが出来ました。

 ~ ジュニア世代を指導する日本人、萩原健太さん ~

アメリカの大学を卒業し、日本ハムの通訳を経て、当時出会ったドミニカ出身アルモンテとの縁で、ジュニアを育成するアカデミーのコーチを7年間されている萩原さん。友人の橋本大祐さんの紹介で、この度会うことができ、その指導をされている現場に出向きました。

 その日は11~12歳、日本の小学生に当たるチームの練習試合でした。

20140517 (8)

20140517 (2)

20140517 (3)

20140517 (4)

 ・ 思い切り投げる!ただし、コントロールはいまいち。

・ 思い切る振る!ただし、なかなか当たらない。

 ・ エラーをするとふて腐れる、エラーした選手に文句を言う。

・ピッチャープレートより常に前で投げようとして、何度も注意をされるピッチャー。

・試合の途中で、球場の売店でパンを食べる選手たち

日本とはかなり違う展開です。もちろん、大人の顔色をうかがったりはないですし、楽しそうにプレーしているのは言うまでもないですが・・。

 私が普段目にする、日本の小学チームの方が相当うまいし、試合をしたらきっと日本のチームが勝つだろう。リトルリーグの世界大会を何度か観ましたが、日本は強いですね。

 試合の攻守交替中、ある子供と父親がコーチのところへ言って何やら話し込んでいました。「何か事情があるのか?コンディションが悪いのか?」隣にいる、阪長に聞くと、「いや、あれはきっと、何でうちの子を試合に出さないんだ!って言ってるんですよ」後から聞くと、ご名答!でした。

 「いつもこんな感じですか?」萩原さんに聞くと、「こっちはいつもこんな感じですよ。」そりゃ~そうやわな。

日本の子供たちの方がうまい、そんなに体力差も感じない、ですよ。。。

「大きく育てるっていうか、こっちは日本みたいに詰め込まないですね。目先の試合にこだわりはなく、彼らが目指しているのはメジャーリーガーなので、今の時期は思い切りプレーさせて、失敗させて、そうやって覚えさせる、気付かせる、です。」

 夜は海沿いのレストランで5時間、ドミニカ野球、日本野球の話をさせてもらいました!

20140517 (16)

 ~ ドミニカのプロ球団「Risey」のアカデミーコーチたち ~

得意の突撃アプローチでしたが、陽気なドミニカン、快く、そして親切に対応してくれました。

 

15歳位までの子供たちが次から次へとやってきます。ほとんどが、親の車でやってきて、帰っていきます。結構な高級車も。。。

20140517 (10)20140517 (11) 

「貧しい国?」「ハングリー精神?」

日本の報道では、とても貧しい家庭で、親のために、お金のために、一獲千金を夢見てプレーする子供が、厳しい競争を勝ち抜くよう表現されていますが?

「色々な環境の子がいるけど、成功している理由は育成の指導方法だよ。MLBからのメソッドがある。MLBを経験したドミニカの選手がジュニアをきちんと指導する。それが多くの選手を生んでるんだ。」

日本の現状を説明すると・・・。

・練習時間が長い

なんでそんなに長いんだ?そんなに集中力は続かないぞ?身体が大きくならないぞ?

・ピッチャーの投球数の現状

つぶす気か?それ、今すぐ止めた方がいいぞ。

・ジュニアでは勝つぞ!って言ったら。

そりゃ~そうだろ、そんだけ詰め込んでるんだから。ジュニアで強くて、だから何になるんだ?

「身体能力が違う!」「ハングリー精神が違う!」多くはこの言葉を耳にするが、この2つの例で、この言葉で片付けられないと思うべきだと感じますね。ネアカのドミニカン、ありがとうございました!

20140517 (23)

20140517 (26)

 ~ ロサンゼルス・ドジャースアカデミー アントニオ・バウティスタ ~

昨年訪れた際に、色々と話を聞かせてもらったバウティスタ。一緒に行った阪長は当時の赴任先、グアテマラに中米の日本指導者を含めて招聘し、野球指導のレクチャーを3日間行っている。

 また会いたかった、今年も会えた!

「子供たちに野球を愛する気持ちをなくさせちゃいけないよ。」

「年上、年下、指導者、選手の立場で括らず、仲間としての敬意を持つことが彼らとの信頼関係を作るんだ。」

 20140516 (10) 20140516 (11)

阪長も言いますが、こんなにも貧しい国なのに、長い視点で子供たちと接するこの国の人達。こんなにも物質的に恵まれているのに、明日の勝利!目先の勝ち!が優先される日本の野球。

そして、その結果が、長い目で子供たちのためになっていないという現状を、もっと「真摯に考え」「謙虚に学び」「変化を恐れず」行動をしていくことが必要かと痛感しました。

 出会った、ドミニカンは口々に言います。

「君たちの話を聞いて、それを変えるのは簡単じゃないけど、行動すべきだ。その先には子供たちの未来があるぞ!」

2014-05-20

NY → ドミニカから1日掛かりで帰国しました。

率直に

* 言葉がストレスなく不自由なく通じる。

* 味付けと量に予想がつく食事。やっぱ、日本食は最高!

* 普通に清潔。(トイレがきれい、お湯が出る、ゴミが落ちていない。)

これに、ありがたいな~と、そして自分は日本人だな~と感じます。

逆に

* 色々なことに不安を感じることが日本にいると少ないので、言葉が通じない、身の回りのことがわからない、でも自分でやるしかない、って環境がたまには必要だな~と感じます。子供の心境っていうんでしょうか?不安の中で行動することが、いつの間にか少なくなってますものね。

* 早速、スマートフォンが使える環境になるので、ついつい「依存」してしまう。なければないで、1週間何もストレスがなかったのに・・・。

* 街全体が、不安に駆られているような雰囲気がする。元気がない。下目がちである。そんな空気をうっすら感じます。きっと数日経つと、これも同化してしまうのかと思いますが・・・。

つくづく、客観視することっていうのは容易じゃないなと思いました。

これも、長い期間行かせてくれた、家族、会社のスタッフ、ONYONEの方々、そして私のスケジュールに合わせて同行してくれた阪長君に感謝です。間違いなく、ドミニカには日本人一人ではきついですから!

ドミニカ編は後日書かせてもらいます!

20140512 (17) 20140513 (1)

1 … 57 58 59 … 203

© PROSPECT CO.LTD.