2010-07-04 昨日堺ビッグボーイズはジャイアンツカップ(全国中学野球選手権大会)関西支部予選で兵庫県の宝塚ボーイズさんと対戦しました。 宝塚ボーイズさんとは練習試合を年に数度行っていただく友好的なチームです。 監督を務められる奥村幸治さんが創設されたチームで歴史はまだ浅いですが、とてもマナーが良く、鍛えられたチームで、学ぶべき部分が多くありいつも勉強させてもらっています。 実は公式戦で対戦するのは初めてでして、また舞台も申し分なくとても楽しみにしていました。 結果は3-0のリードをして、迎えた最終回。怒涛の勢いで3-3に追いつかれて尚も無死満塁。何とかこのピンチをくぐり抜け、延長に持ち込んだ8回にサヨナラ勝ちで勝利を収めました。 とても個人的には楽しみにしていた試合でしたが、試合後の感想は 「 勝負には勝ったが、チーム作りは負けたな。」と。 入部してから2年を経過した選手達がどうなっているか?は、各チーム様々です。また、チームそれぞれのカラーが顕著に出ます。 当然の事ですが、技術よりも人間的にどう成長しているか?が大切で、その面で見れば宝塚ボーイズさんの選手の成長ぶりは素晴らしかったと感じました。 きっと我々の選手も何か肌で感じてくれているんだろうなと思います。 選手のおかげで次の試合が出来ます。。。
2010-06-24 先日ボーイズリーグの夏の予選がありました。 我チームの相手は好投手を擁するチーム。 朝一番の試合で、球場に着くと選手は既にアップを開始していました。球場に入ってアップの様子を覗いて帰ると、とある関係者から。 「 朝一番から気合入れてきたんやな? 」 「 勝つ気、満々やな! 」 いやいや、、、、私がしたかったのは、昨日メンバー発表があって、それに漏れた3年生が4名いるんです。私は昨日メンバー発表に立ち会えなかったので、その彼らに声を掛けたかっただけなんですが・・・。みんな我々がとやかく言わなくても、やる気もあるし、勝ちたいと思ってます。輪を掛けて余計なことなんて言ったら、緊張させるだけですから・・・。 誰かが入れば誰かが外れる。みんなメンバーに入りたいと思っているし、試合にも出たいと思っている。残念ながらメンバーに入れなかった選手。ちゃんと受け入れて元気にしている選手。昨日はきっとショックで落ち込んでいたんやろうな~って表情の選手。表情は様々です。 中学の野球でレギュラーになることが、試合に勝つことが、どれだけ大事なのか?むしろ、メンバーに外れたり、試合に負けたりして学ぶことが多い。 試合は頼もしい戦いで勝利を収めました。 負けたチームは次の試合が始まっての終盤までミーティング?説教? 「一体、延々と何を言うの?」 相手チームにつまらないミスはありませんでした。むしろエースピッチャーは我チームの主力選手にもどんどんインコースに強気のストレートを投げ込んでいました。大したもんだなあと感じました。 どうみても、エラーや逃げて負けたのではなく、堂々と試合をしての結果だったと思います。 試合は字が如く、「試し合い」 今の力を試し合って切磋琢磨する。まして、中学生です。長い将来につながる「今」であれば充分ではないかと・・。 誰が勝ちたいの?何のためにやるの? 打たれて悔しいのも、打てなくて腹が立つのも、負けて悔しいのも、子供は充分感じています。その上から塩を塗るような行為は止めてほしいです。 幼少期の指導や大人のアプローチがすごく大切だと思うので、敢えての苦言ですが・・・。